コスタビクトリアでの船旅に行ってきました。

福岡から上海、済州島、そして福岡に戻ってくる、4泊5日の旅でした。

費用は安く、まさにクルーズ界のLCCですね。

この後も、同じ様なコースを経験される方もおられるかと思います。

ちょっと辛口になりますが、紹介されているブログもあまり無く、情報が偏りがちですので
ご参考になれば、と思います。
出発前に、このエントリーを読まれた方へ、これを読んで最悪!と思っていたけど
実際には結構楽しめた!!なんてことになると嬉しいです。
(読み難くてごめんなさい!)

ここに書いてある情報は、私の持論、体験、体験による推測、憶測となります。
書いてあることを実践されても同じ結果が得られない場合や、
アクシデントがあったとしても一切の責任はとりません。

コスタビクトリアそのものについて:
さて、コスタビクトリアのこのコース、その実態は、(大げさに言うと)中国船です。
イタリア船だ!と言いますが、中国、韓国、日本を回るコースの場合には
中国の方をターゲットにしたクルーズです。 
その中に、日本人、韓国人が混じっているというレベルです。
船内ショップに割引コーナーがあるのですが、そこへの群がりはスゴイです。
(特に上海前日)
夜のマージャン卓は、常に満席で賭けマージャンが行われます。
船そのものも古いようです。
また、ドアが非常に重いので、体力のない方(お年寄り)は注意が必要です。
日本語もほとんど通用しません。
スタッフの胸のバッジに日本の国旗が書いてあれば日本人なので日本語が通じますが
他の国の方は日本語が通じないので英語での会話となります。

食事:
あまりおいしくありません。
最後の下船説明会でスタッフの方が言っていましたが
食材等は、上海での調達のようです。
お米もおいしくありません。
野菜も新鮮さに欠けます。
料理は見た目はいいのですが、!??というものが多かったです。
また、レストランは席数を増やし過ぎてかなり狭いです。
朝食などで、席が自由席でも必ず座る場所を指定され、しかも相席になります。
落ち着いた雰囲気を楽しみたい方は、是非有料のレストランをご利用ください。
食事のレベルはそんなに変わりませんが、雰囲気、サービスはとてもいいです。
通常のレストランの雰囲気に不満足な場合には、是非ご利用ください。(お勧めです)

飲み物:
別の方のブログに書かれていた通り、飲み物の持ち込みはできません。
特に、預ける荷物においては引っかかると思います。
引っかかった結果、部屋に荷物が届かず、受け取りに行かなければならなくなります。
逆に手荷物に入っている分には、大量でなければOKそうでした。
お水は、部屋に1.5l位の中国製ミネラルウォーターが置いてあります。
有料ですが、$3.5+15%程度かと思います。
これで大抵は事足りるかと思います。(二人で3本程度消費)
持ってきたドリップコーヒーを部屋で楽しみました。
(ティファールのような湯沸かし器があります)
背の低いコーヒーカップであるため、ドリップコーヒーの形状が重要です。
ドトールのものがお勧めです。
また、食事時など、コーヒーがもらえますがおいしくありません。
コーラ等のジュース類は有料で買うしかありません。$3.5+15%程度の価格です。

食べ物の持ち込み:
お土産にかった食べ物については、コスタ側が預かります!
と言われますが、そのような事はありませんでした。
余程おかしな食べ物で無い限りOKみたいです。
少なくとも、お土産に買ったチョコレート等のおかしはそのまま部屋に持ち込めました。
(輸出、輸入可能なモノかはご判断ください)

船上生活:
ショーは一通り見て損はありません。
(トップレスショーは見ていませんが・・)
かなり練習されているので、関心します。
マイケルは、ちょっと・・・。

スパ という名目でサウナが楽しめます。
有料ですが、中国の方の喧騒から離れるには有効です。
プールは無茶苦茶深いです。
ジャグジーは・・・別に??という感じでした。
スチームサウナが気持ちよかったです。
一回は行っていいと思います。
(水着を忘れずに〜)

カジノは、ドル紙幣がそのまま使えます。
手持ちのドルがあれば持っていった方がいいと思います。

TVは小型ブラウン管です。
あまりみませんでした。
映画が垂れ流しで放送されています。
タイミングが合わないので、初めから見るのは難しいと思います。

観光:
日本人ホスピタリティーデスクにスタッフがいるので、わからないことは相談しましょう。
必ず貰った方がいいのは、「ここに帰りたいです」と書いてある紙です。
港の名前が書いてあり、タクシー等で戻る時に必要となります。
間違えると大変なことになりますから・・・。

換金は船内で可能ですが、手数料が 6USDかかります。
グループの場合には、仲間で一括で換金した方がいいです。
レートはよくわかりません。 一旦USDに換金され、6USD引かれた後に
目的の通貨となります。

済州島:
DFSへの無料シャトルバスがあるという情報がありましたが、
今回の旅では、一人10USD必要と言われました。
結局(怪しい)タクシーで10,000ウォン支払って行きました。
港にいたタクシーは、メーターを動かしてくれず、言い値での金額となりました。
(メーターを動かしても、8,000ウォン程度とのこと。だったらメーターでやってくれよ!)
それでも人数によっては、シャトルバスより安いのですが・・。
また、タクシーで観光するのであれば、80,000ウォン程度で案内してもらえるようです。
(100,000ウォンスタートでしたが・・安くなっていきます)
オプションツアーで一人、65~100USD支払うよりも安くなるかもしれません。
それぞれ、メリット、デメリット、リスクがあるかと思いますので慎重に考えてください。
また、自力でDFSに行きましたが、ツアーでまわった人は割引チケットをもらっていました。
そのような違いもあります。
帰りのタクシーはホテルのタクシー乗り場から乗ると安心です。
(シイラDFSの場合、正面のグランドホテルから乗るといいです)

最終日:
パスポートを預けるパターンだった場合には、
パスポートを受け取った人から下船可能となります。
そのためなるべく早くパスポート受け取れるようにした方がいいです。
私は、受け取りが空いてからでいいや、と思って最後の方で受け取りましたが、
下船→入国→クロネコへの荷物預けという流れで、
最後の宅急便の預けにかなり時間がかかりました。
私の時は、ステージ向かって左側の通路がパスポート受け取りの列となりました。
(説明をかなりはしょっていますが、その時になればわかります)

 そして、重要なのが、「結局、何時に博多港に降りられるの?」なのですが
私の時は、11時頃でした。
飛行機等に乗る場合には、14:00発頃なら、ある程度なんとかなると思います。 
(この辺りは、できるだけ余裕を持たせた方がいいです)

総括:
コストパフォーマンスはまぁ、いいと思います。
ラグジュアリー感はありません。
子連れが最も楽しめると思います。
色々と英語でウエイター等と出身国の話などをすると面白いと思います。
これからコスタビクトリアを申し込むなら値段を比較して、
もしJTBが安ければJTBを選択するのをお勧めします。
JTB専用の相談スタッフがいるので心強いです。

なんだかんだ言って、結局は楽しめるものです。
リピートするかというと、ちょっと難しいですけど、
いい思い出にはなりました。

チップについては個別に支払わなくてもいいように、一律引き落とされます。
ただ、お部屋掃除の方とのコミュニケーションや、ウェイター等との間を
より円滑にするには、1ドル札を用意しておいて気に入った人に渡していった方がいいと思います。
(自分はやりませんでしたけど)

JGCを去年取得していながら、今年は全く飛行機に乗っていませんでした。
この旅では、福岡まで飛行機を使ったのでよかったですね。
また、荷物がすぐに出てくるのは旅の快適さがかなり異なります。
福岡空港では、専用の入り口がありました。
いろいろとグローバルクラブ会員だと便利でした。
 
それでは、良い旅を!チャ〜オ〜!

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